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【大学院特別講義】第5回

「インテリアとデザインの思考」を開講テーマとして、株式会社タピエの代表でいらっしゃる玉井恵里子さんに特別講義をしていただきました。普段の生活でどのようなことを意識しているのか、自分の知識をどのように生かすか、お仕事の内容などをお話し戴きました。

 この講義を受けて、美術的なことが好きだとか、持って生まれた感性を活かした仕事をしたいという強い思いが玉井さんをアグレッシブにしているんだなと感じました。ここから自分自身の思いの強さが大切なんだということを改めて学びました。また玉井さんは、面白いとか好きだと感じたものを記録し覚えて自分の頭にストックしていくことを「目憶力」とし、それを日常生活の中で行っているとおっしゃっていました。仕事を受けてから何か動き出すのではなく、常日頃からそのような知識、アイディアをストックしておくのだそうです。いつも自分を高める努力をする姿勢を学びました。

 玉井さんはデザインやもの、空間、情報などに対する強い好奇心を子どもの頃から人一倍持っていたとおっしゃっていました。多くの人が、今より子どもの頃の方が好奇心旺盛であって、歳を重ねるにつれて知識や経験が増えて、色々なことに対してあまり興味を持たなくなっていくと思います。玉井さんはその好奇心を自分の軸として大切にしていて素晴らしいと感じました。また、日常の中で普通に暮らしていたらどうしても身の回りに好奇心を持ちづらい状態になっていくと思います。しかし「目憶力」として日常から興味のあるものを探索し、記録し、覚えることで、このような状態になるのを防いでいるのではないかと思いました。日常を常に自分の成長の材料にする姿勢で過ごすのが大切なんだと感じましたし、目で見たり五感を使って感じたりする力を鍛えるためにも、これからは自分の興味のあるものに対して、好奇心を持つことを忘れないでいようと思いました。